子供扱いしないでよ！

我々フィリピン留学のエージェントにとって、学校というのは留学される学生の方と同様に大切なお客様です。学校がなければ学生となるお客様を送ることができない。学校あっての留学です。

そして、いかに魅力ある学校をお客様に紹介するか、そして紹介するに値する学校をいかにして開拓するかがエージェントの腕の見せ所でして、あの手この手で新しい学校を発掘しております。

フィリピン各地を新しい学校を探して訪ね歩き、学校の経営者や教務担当者たちといろいろ話をします。学校の方針とかカリキュラムとか規則とか。

どこのカリキュラムも概ね妥当といいますか、ぶっちゃけ、大して変わらない。笑）　これを言っちゃったらちゃぶ台ひっくり返しなんですけどね。まぁ良いですよ。このコラムは書きたい放題書くことにしてますから。

どの学校もまともなカリキュラムなんですよ。お互いに良いところを真似合ってますし。それなりに良い似たようなカリキュラムに落ち着いてくるんですよね。

ただ、学校によってはオイオイってのがあって、特に僕的に好きじゃないのが「朝の単語テスト」なんです。

何するかというと、前日までに課題となる単語が指定されて、それを暗記したかを毎朝テストでチェックする。で、成績が悪かったら週末の外出禁止など罰則がある、ってやつです。

スパルタ系の学校に多いんですよね、こういうのって。いや、分かるんですよ、こういうテストをするのって。フィリピンの学校って大学生の留学受入れで成長してきましたから。今でも大学生主眼のカリキュラムなんです。

どうしてもついつい遊びの方に目が向いてしまう。そんな大学生たちをビシバシ鍛えるために罰則付きのテストで強制的に単語量を増やす。分かるんですよ。

で、実際そういった厳しいカリキュラムを売り物にしてきて、それが大学生の親たちに支持され、そういったカリキュラムを持つ学校が成長してきたわけですからね。

ただ～、なにせ弊社は社会人のお客様が多いものでして。社会人の立場で言わせてもらうと、朝の単語テストとか大きなお世話なんですよ！　言っちゃった！(^^ゞ

こちとら社会人ですからね。会社辞めて留学に来てるわけで、成果が出なければ再就職できず、肩書きが「無職」になるという切羽詰まった立場なんでして。いちいち強制されなくても勉強しますっちゅうに！

だいたい単語の暗記とか日本でもできるわけで、そんなことするために大金はたいてフィリピンに来たわけじゃないですしね。なのに強制的に単語の暗記をさせて、そんなテストに付き合わさせて、挙句の果てに週末外出禁止って。勘弁してよね。。。

寮の自室でビール飲んだらダメとか、門限が何時とか。要はですね、フィリピンの多くの学校は子供向けってことです。

こっちは社会人ですから。強制されなくても勉強します。自分の酒量くらいわきまえてます。会社で鍛えられてますので何時に寝ようと朝になったら起きます。そういう大人向けの学校がもっと増えてくれんだろうか、と。

あ、ちなみに僕はフィリピンの3つの学校で留学したのですが、必死に探しまくって寮でお酒ＯＫの学校を探しました。暑いフィリピンで風呂あがりに冷たいビールを飲めないなんて、ありえません！笑